林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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棋道

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『棋道』第五巻第二号(日本棋院、一九二八年二月一日)、『棋道』第五巻第三号(日本棋院、一九二八年三月一日)、『棋道』第六巻第二十九号(日本棋院、一九二九年一二月二〇日)。いずれも表紙画は岸田劉生である。

グーグルの囲碁AI「AlphaGo」が世界最強の棋士イ・セドルとの五番勝負第一局を制した(と書いているうちにも勝って二連勝)。最終的な決着はどうなるか分らないが、人間が苦戦を強いられそうである。将棋の世界では一流プロ棋士がコンピュータに破れていることから羽生名人はコンピュータとは対局しないと宣言している、そう聞いたように思う。賢明ではないか。

囲碁も将棋もAIが人間と同じ思考方法をプログラムされるようになってからようやく人間に勝てるようになった。人間が過去の棋譜を勉強して強くなるのと同じやり方だ。この事実はAIにとっては屈辱でしかないだろう。AIに心があれば、そう感じる。感じないなら、やっぱり機械だ。人間と闘う資格はない、というか土俵(盤)が違いすぎる。

しかしもしAIに心が生まれれば結局は人間と同じ戦い方を選ぶだろう。ニュース記事のなかに《AIだからこその打ち手も見せた》という表現があったが、AIなんだからそれは当たり前だ。「AIだからこその手しか打たなかった」ならあっぱれである。それでは勝てないから人間らしい手を選ぶ(選ばされる)。

勝負というのは計算ではない。計算できる局面になれば機械が勝つのは当然。計算できない場面でどう指すか、打つかが問題なのだ。要するにそれは人が毎日直面している「人生」というやっかいなものの本質である。AIも人生(いのち。英語でもフランス語でも同じ単語ですな)を背負えば簡単には人間には勝てなくなるんじゃないか、というのが小生の予測である。どうして? 人間はズルイから。ま、命があれば機械じゃないんだけどね。

とにかく正装して碁盤の前に座って自分で石を扱うようにならなければ、たとえ名人を破ったとしても一人前のAI棋士とは認めない(!)。

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『棋道』第五巻第三号より大正時代の天才少年たち。向かって右より木谷實(十歳)、村島誼紀(十四歳)、橋本宇太郎(十二歳)。髭の男性は関山盛利四段。

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by sumus2013 | 2016-03-10 20:46 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by chara050505 at 2016-03-10 21:40
『棋道』ですねえ。その昔、日本棋院の仕事をしてました。古くは雑誌『レッツ碁』が活版からオフセットになる時期のレイアウトが最初。単行本の装幀とレイアウトなどもやりました。ちなみに『棋道』は最後の号まで十数年、表紙・グラビアを担当しました。懐かしい思い出です。
Commented by sumus2013 at 2016-03-10 22:35
たしかずっと日本画の表紙でしたね。私が熱中していた頃の『将棋世界』も同じように絵で飾られた表紙だったのですが、いつか盤駒や棋士の写真になってしまいました。絵のある時代がなつかしいです。
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