林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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荒魂

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石川淳『荒魂』(新潮社、一九六四年七月二五日、装幀=齋藤義重)。斎藤義重の装幀というところに惹かれた一冊。現代美術の作家として孤高の存在のようにも思える斎藤義重だが装幀はいくつも手がけている。以前のブログで一冊紹介した。

クロッスマン編『神は躓く』(青渓書院、一九五〇年)

カナブンの装幀者検索によれば以下のタイトルがある。

1. 愛のごとく 山川方夫著 新潮社 1965.3.30
2. お早く御乗車ねがいます 阿川弘之著 中央公論社 1958.7.29
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3. お早く御乗車ねがいます 阿川弘之著 中央公論社 1958.8.20再版
4. 杞憂夢 坂上弘著 講談社 1984.6.20
5. スフィンクス 堀田善衞著 毎日新聞社 1965.5.20
6. トーマス・マン 辻邦生著 岩波書店 1983.1.24 20世紀思想家文庫 1
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7. 花田清輝 高橋英夫著 岩波書店 1985.10.18 20世紀思想家文庫 16
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8. 幼兒狩り 河野多惠子著 新潮社 1962.8.30
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斎藤についてはあまり詳しくないため手頃な年譜はないかと探してみたらこんなファンサイトがあった。

斎藤義重 年譜と注釈

こちらの年譜を読んでいて面白い記述を発見!

《1929(25):ドイツから帰国したばかりの某氏が小石川の喫茶店に展示された立体作品に興味を示して、知り合いになる。この某氏の家でヨーロッパ前衛美術の画集・雑誌等を見て、構成主義やダダイズムに魅せられる。注ー8》

ここで言う《小石川の喫茶店》はおそらく「カフェー鈴蘭」で間違いないだろう。この喫茶店についても少しだけ言及したことがある。

『詩囚』

某氏が誰だか分らない。

《「分かっていることは京都大学で哲学を専攻していて中退してドイツへでかけたということだけは記憶にあるが、とにかく美術の専門家ではなかったのでね」》

とのこと。昭和四年頃に帰朝した京大哲学中退の人物で《本郷の肴町あたりを入ったところで、ホラ、外国から帰ったところで、おばさんか誰かのところに厄介になっていた》とは……誰でしょう。また年譜の昭和八年には

《この頃、機械の構造を記述し、そこに多少の身辺雑記を盛り込んだ物語性の無い文章を制作し、武田麟太郎の評価を得る。/後に、彼の主宰する『人民文庫』の挿絵・装丁を手がける。》

とあるので早く人民文庫の装幀もしていたことになる(人民文庫の書影は上記年譜参照)。

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by sumus2013 | 2016-01-14 20:21 | 喫茶店の時代 | Comments(0)
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