林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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美術解剖学の流れ

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『美の内景 美術解剖学の流れ 森鴎外・久米桂一郎から現代まで』展(久米美術館、一九九八年七月一一日〜九月一五日)図録を某氏より頂戴した。というのも少し前、中村不折の『芸術解剖学』を紹介したので、それを補う資料としてご恵投くださった。深謝です。

中村不折の『芸術解剖学』

久米は黒田清輝とともにフランスで西洋画を学んだ。明治十九年渡仏、二十六年に帰国している。その間かなり熱心に美術解剖学を研究したのだそうだ。明治二十九年開設された東京美術学校西洋画科で美術解剖学を講じ、大正末に西田正秋という後継者が現れるまで三十年間担当した。なお久米以前に東京美術学校で解剖学を教えていたのは森鴎外だった(明治二十四〜二十七)。

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収録された論文のなかでは「単行本に見る美術解剖学の流れ 明治〜大正の美術解剖学書」(伊藤恵夫)が参考になる。日本国内で美術解剖学的な見地から書かれ印刷された最初のものは明治二十三年発行『画学類纂』巻二に掲載された「美術必携人体解剖編」。最初の単行本は田口一美校・田口茂一郎撰『美術応用解剖学』。上述した森鴎外の解剖学講義の内容をまとめたのが『芸用解剖学』(刊年不明、鴎外全集第三十三巻に収録)。鴎外と久米桂一郎の共著(同選)『芸用解剖学 骨論之部』(画報社、明治三十六年)、鈴木文太郎と蔵田貞造の合著『美術解剖学』(鈴木文太郎、明治四十一年)、川村多実二『芸用解剖学』(興文社、大正二年)、桜井恒次郎『美術解剖学ノ栞』(南江堂書店、大正二年)と刊行が続き、そして大正四年に中村不折の『芸術解剖学』が登場する。他には藤島武二『人物画講義』(刊年不明、大正期)で「芸用解体学」の章を設けているそうだ。

ちょっと検索してみるといずれも古書としては高価なもののようである。


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by sumus2013 | 2015-11-12 21:19 | 古書日録 | Comments(0)
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