林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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蚤の市見るのみ

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メトロ4号線で終点ポルト・ド・クリニャンクールへ。一九七六年に訪れて以来である。世界一の広さだというアンティーク・マーケット。七六年はガラクタばかりでけっこう高いことを言うのでヘキエキしたものだが、四十年近く経ってどうなっているのか、ちょっと興味があった。とは言え、蚤の市のはずれにあるアヴニュー書店へは最近二度来ているからある程度の雰囲気は想像できていた。

地下鉄を出て蚤の市の会場へ行くまでがすごいことになっている。路上でスマートホンひとつだけ持って通行人に売るアフリカ系の男たち。一人二人ではない。次々声をかけられるが完全無視。テントだけの店がずらりと並んだ大規模夜店市のような一角もある。非常な活気。ただしパリだとは思えない(正確にはパリ市内と市外の境目)。そこを通り過ぎてやっとサントゥーアンの蚤の市に到着。地図があるが、とにかく広い。斜めに走る中央通を歩いて様子を見る。いくつかのマルシェに区切られているようだが、これらに精通するには相当通わないと無理そうだ。

諦めてどんどん歩きアヴニュー書店を目指す。するとますますパリいやフランスとは思えない光景が展開しはじめ、どこか知らない国に迷い込んだ感じ。四十年前のまだまだ牧歌的な光景が噓のようだし、当時ガラクタと見えたようなものは、現在の品揃えからすれば宝物のように思えてくるくらい、ほんとうに使い古しの日用品から怪しげな民芸品までじつに様々な品物を売っている。そのヴァイタリティに驚かされる。

ようやくアヴニュー書店を発見。迷いそうだったが、迷わなかった。

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一歩店内に入るやいなや書店特有の静けさが支配する空間に。そう、昨年はここで『クーピュール』を求めたのだ。

クーピュール

今年も何かあればと目を皿にしたが、これぞというものなし。少々残念。何も買わないのも気分が悪い。ごく薄い雑誌『L'ARCHIBRAS』N0.5(1968)を抜き出した。同誌は第一号他数冊あったが、この第五号は一九六八年のプラハ、キューバ、パリの騒乱に触発された緊急出版のため体裁が全く違っている。『COUPURES』の前にジャン・シュステル(Jean Schuster)が関わっていたシュルレアリスムの雑誌なのも何かの縁。

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by sumus2013 | 2015-10-20 02:56 | 古書日録 | Comments(0)
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