林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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『落札價格年報 昭和四十一年版』(明治古典会、一九六六年三月一五日)を華甲(還暦)の祝いとして頂戴した。深謝です。価格年報は一冊だけ架蔵しているが、この年次ではないし、こちらはカバーも付いている。扉には「秘」のスタンプが(!) 落札価格(仕入れ値ということになろう)は一般には知られてはいけないということになっていたらしい。駆け出しの古本屋はこの落札価を暗記して勉強したと聞いた覚えもある。隔世の感あり。

「巻頭のことば」より抜粋。

《一、この年報は、昭和四十年中(正確に云えば、同年二月十日から十二月二十日まで)に、明治古典会の入札会で落札された古書及び古本の落札価格を分類記載したものです。
 二、本書は二部に分かれて居ります。
 第一部は、十二月十九・二十日の両日、本会主催で開催され、未曽有の人気を呼び、空前の好況を実現しました、明治古典展観大入札会の落札価格を記録したものです。》

《第二部は、右の大市会以外の、明治古典会の例会、すなわち毎月十日二十日の入札会の落札価格を分類して編纂したもの。》

他には、一部二千点、二部もほぼ二千点掲載していること、第一部は落札価格の一割引(正味)になっていること、価格の上昇が激しいので落札月を明記していること、など。明治百年前夜の古書界の活況がうかがえる好資料。

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ざっと見たところ一冊本では北村透谷『蓬莱曲』が「一一二、七」(¥112,700)と高額だった。漱石のスケッチブックや啄木の書簡など自筆ものはやはり高価である。

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橋口五葉の漱石本装幀原画三枚「三八、七」は欲しい!(コーヒー八十円の時代、五倍と考えても二十万円以下だ)。夢二の軸も安い。


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by sumus2013 | 2015-09-09 20:52 | 古書日録 | Comments(0)
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