林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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JEAN COCTEAU

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スイスはジュネーヴの古書店ジャック・クァンタンの古書目録を頂戴した。『Catalogue 14 JEAN COCTEAU LIVRES-MANUSCRITS-DESSINS-LETTRES』(1997, Librarie Quentin)。ジャン・コクトーの特集号。《ずいぶん前にA書店の無料本の箱から拾ったものです》とのこと。だとすれば書き入れやチェックの印はA書店主によるものかもしれない。こんなファックス用紙が挟み込まれている。

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追伸のところは「このカタログは幾人かの愛好家およびあなた様のような選ばれた方々にだけお送りしております。発送は大方九月になります」というような意味。なお文中「elieut」は「élite」だろうと解釈した。

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随所にコクトーのイラストや手紙、献辞などの図版がちりばめられている(このイラスト、文字通り「ノドチンコ」!)。何か架蔵の一冊はないかな…と探してみた。コクトーなどペーパーバックくらいしか持っていない……いや、カルト・ブランシュがあるのを思い出した。

コクトー『白紙(Carte Blanche)』

これと同じエディション・ド・ラ・シレーヌ版(一九二〇)が1000.-となっていた。単位はスイス・フランである。今ならユーロとほぼ連動しているが、一九九七年当時はどうだったのだろう。便利な世の中、すぐに検索できた(スイス円.com)。九七年は80〜90円、目録の発行された八月は同年中では円が最も強く、76円ほどである。それにしてもこの『白紙』少々お高い。

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もうひとつ注目したのがポール・ボネ(Paul Bonet, 1889-1971)の装幀本。二十世紀の大装幀家として五本の指に入ると本書は力説している。上の図はコクトーの『ロメオとジュリエット』(Au Sans Pareil, 1926)で装幀製作は一九二七年、金箔押はマルセル・ベリ(Marcel Bailly)。

ポール・ボネは手仕事もそうだが、工業化された装幀本(日本で言うところの上製本よりももう少し手が込んでいるようだ)のマケット制作でも知られている。「cartonnage de la NRF」(NRFのハードカバー)において多色の色面モザイクの作風を展開し、上製本の盛んだった一九五〇年代の代表的装幀本として近年人気が高まっているようだ。




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by sumus2013 | 2015-09-04 20:41 | 古書日録 | Comments(0)
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