林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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葡語自由自在

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本日も暑い。整理進まず。他事もある。そんななかこんな本を見付けた。ずっと紹介しようと思いつつどこかへ仕舞い込んで行方不明になっていた一冊。『葡語自由自在』(葡語研究会、一九一七年七月一五日)。葡語研究会の住所は聖市エルネスト デ カストロ街一八、発行兼印刷者は金子保三郎。金子はリオの農業道場出身で一九一六年に輪湖俊午郎とともに日伯新聞を創刊している(一九一九年に三浦鑿が買収)。

日本からブラジルへの移民は一九〇八年に始まり、一九四二年から戦争のため中断していたが、五二年再開、九四年に国が関わる移民が終了するまで約二十六万人が日本からブラジルへ移住した。二〇〇八年の百周年の時点でブラジルには百五十万人の日系人が住んでおり、六世まで誕生した。また日本の日系ブラジル人は約三十一万人、日本から移民した人数をすでに五万人も超えている。

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緒言にいわく

《言語の上より言へば日本人程此国に於て不利益な地位にあるものはない。しかも吾人はなにか或る事をせねばならぬ小なり大なり成功せねばならぬ而て成功の初めは言葉である成功の終りも言葉である。研究の必用は茲に生ずる而て何れの場所でも何れの時でも研究の出来るのは実に語学の特色である。要は本人の心掛け一つである而て本書はポルトガル語の研究を刺戟すると同時に必用なる基本観念を吹き込み実用と興味を与へて読者をしてやむにやまれぬ様に仕向けたいのである》

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内容はアー、ベー、セーから始まって文法、単語、そしてすぐに使えるシチュエーションでの会話集という構成になっており、やや荒っぽい印刷だが、公式移民開始から八〜九年の時点では必需の一冊になっていたかもしれない(あるいは類書が多数あったか?)。

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by sumus2013 | 2015-08-05 20:23 | 古書日録 | Comments(0)
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