林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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書紀

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平出隆編集の詩誌『書紀』(書紀書林)を三冊入手した。第七号(対話片24|稲川方人+平出隆)と第八号(水の城|金井美子)が一九八〇年一一月一〇日発行、第九号(「ガランドウ」からの手紙|渋沢孝輔)が一九八〇年一一月二〇日発行。六号の発行は一九七八年一一月と本文中にあるから二年間のブランクがあって後、三冊まとめて発行されたということになるようだ。

キトラ文庫目録『莢』第九号に載っていたので注文したもの。『莢』第六号には小生も寄稿させてもらったが、この号には扉野良人氏が『浮田要三の仕事』について書いている

浮田要三の仕事


『書紀』は造本が菊地信義。白い上質紙の封筒入。封を開くとゴム印(?)による号数表示が見える。

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本文用紙は紫がかったうす茶色のボール紙。A4サイズを二つ折り。七号は七枚(二八頁)、八号と九号は八枚(三二頁)。綴じずに折り目を紐でくくる。

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紐の端、しばったところを鑞で留めている。本文印刷はタイプ印刷のように見える。表面の粗い紙なので印字がかすれたり、滲んだり、あるいは文字が消えたりしているが、それが景色になっているのがさすが。レイアウトもほぼ完璧。
菊地信義の前衛精神が発揮された秀作と言えよう。

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by sumus2013 | 2015-07-23 20:14 | 古書日録 | Comments(0)
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