林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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謹呈箋など

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所用あって市中へ。アスタルテ書房を確認。平常通り開店中。連休中に泉鏡花記念館の澁澤龍彦展を見てこられたそうだ。ただし体調は万全ではないとのこと。無理せず続けて欲しい。

店内には細々とした紙モノが増えている。最近は本よりもそちらの方を熱心に見ているのでちょうどいい。生田耕作蔵書に挟まれていたであろう謹呈箋を見つけた。巖谷國士より生田宛。こんなものまで買って……と思わないでもなかったが、惹かれるものがあった。もうひとつ生田関連で「HOMMAGE A BATAILLE」(堺町画廊、一九八二年九月二八日〜一〇月一一日)出品目録。マッソン、ベルメール、ジャコメッティの版画(四十一点)、バタイユの書籍(初版本・絶版稀覯書)三十三点。これはぜひとも見てみたい。いや、当時は伏見に住んでいたので見ようと思えば見られたはずなのだが、まだシュルレアリスムに対してさほどの関心をいだいていない時期だったため見逃している。残念。

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ついでに寺町通りのギャルリー宮脇まで足を伸ばして「フィリップ・ザクサー追悼展」を見る。鈴木創士さんが三十日にトークを行うというのでこの展覧会を知った。

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《フィリップ・ザクサー(Philippe Saxer 1965-2013》は、スイスの首都ベルンに生まれた。少年期から漫画、諷刺画を描くことを好んだが、職業芸術家として、ガラス工芸、ステンドグラス職人の修練を積み、その創造的才能を発揮した。》

《その後、ザクサーは22歳で精神病(統合失調症)を患い、やがてベルンのヴァルダウ精神病院(かつてアドルフ・ヴェルフリがいた)で多数の特筆すべき絵画とデッサンを制作するようになった。》

《ザクサーは、病による精神状態の不安定さに、うまく折り合いをつけていた。病気は制作のペースに影響を及ぼしてはいたが、芸術家としての才能を損なわせるものではなかった。それによって生じる制作の集中と停滞のリズムが、むしろ彼の創作意欲を高めたかもしれない。》

以上は同画廊発行の『螺旋階段』第100号より。絵の質と精神病との関連は無視できないだろうが(一般に言うアウトサイダー・アートというくくり方が納得できる特長のようなものはたしかにある)、宇宙人のようなフラットな眼を持てば、分裂の程度など絵の出来に対してはささいな事柄のような気もする。ザクサーの絵を先入観なしで眺めれば、なかなかシャレた作品である。


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by sumus2013 | 2015-05-16 22:01 | 古書日録 | Comments(5)
Commented by こがね丸 at 2015-05-17 19:07 x
そのギャルリー宮脇で先日巌谷國士さんの講演があったので聴きに行きました。シュルレアリスムとアールブリュット。盛況でした。
Commented by sumus2013 at 2015-05-17 20:31
その話うかがいました。遠方から来られた方も多かったそうですね。
Commented by tobiranorabbit at 2015-05-19 13:05 x
「HOMMAGE A BATAILLE」(堺町画廊、一九八二年九月二八日〜一〇月一一日)の案内に映画上映がありませんでしたか。もしかしてその展覧会でジャン・ジュネの映画を見たかもしれません。堺町画廊でジュネの『愛の唄』(Un Chant d'Amour)が上映されたのは確かで、上映には生田耕作さんのご子息、文夫さんが関わっておられました。そのときだとすれば僕は11歳、74歳の祖母といっしょに見たのです。獄窓から男の腕が伸びて、となりの窓に花を渡すというシーンを覚えています。
Commented by tobiranorabbit at 2015-05-19 13:08 x
https://youtu.be/ch8cTL2tN4c
ジュネの『愛の唄』(Un Chant d'Amour)YouTubeにありました。
Commented by sumus2013 at 2015-05-19 21:28
栴檀は双葉より芳し! 十一歳とな。
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