林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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小学人体問答

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上田鹿太郎輯『生徒必携小学人体問答』(鈴木双鶴堂、一八七五年五月発兌)。こちらも小学生のための副読本というか参考書だろうか。人体各部の名称とその説明を羅列してある。巻頭の書は村田海石(養素庵)。海石の端正な書体は当時とくに関西地方において好まれたようで多くの習字手本を執筆している。「不敢毀損」という文言は『孝経』のなかでももっとも良く知られた「身體髮膚, 受之父母, 不敢毀傷, 孝之始也」から。この意味は罪を犯して(肉体を傷つけられる)刑罰を受けないということのようだ。

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凡例の次の頁に挿入された「全体面背之図」。以下は各部位の説明を問答形式で進める。例えば

○鼻ハ何レノ部ニアルヤ

  △顔ノ中央ニアリ

といったような内容。たわいもないと言えばたわいもないが、こう言うしかないだろうね。教えられたのはこちら。耳鼻咽喉科の咽喉ってこういう意味だったのだ。考えたことなかった。

○頷ノ下ヲ何ト云フヤ

  △咽喉ト云フナリ
  □咽ハ後ノ方ニ在リテ食物ノ通ル道
  □喉ハ前ニ在リテ呼吸スル道ヲ云

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編者上田鹿太郎の著書は以下の通り。国会図書館で調べただけなのでまだ他にもあるかもしれない。

小學人躰問答
上田鹿太郎編輯 堺 : 鈴木久三郎, 1875.5 1875

改正図解小学人体問答
上田鹿太郎 編 鈴木双鶴堂 1876

線形体問答
上田鹿太郎 編 鈴木文三郎 1876

珠算減除呼法
上田鹿太郎 著 鈴木久三郎 1877

児童必携日本地誌略問答 3,4
上田鹿太郎 編 双鶴堂 1877


双鶴堂鈴木久三郎の刊行物は国会に以下のものあり。

居家必用家之基
土屋, 鳳州, 1841-1926,土屋弘 著 鈴木双鶴堂 1875

小學科用皇國度量法 [本編]
原田卯七郎編輯 鈴木久三郎 1878

形体線度図解問答
吉田, 虎次,天津, 了映,吉田虎次, 天津了映 編 鈴木双靏堂 1878

画用幾何 : 小学科用
大原, 近義,大原近義 編 鈴木双靏堂 1879

小学珠算書 巻之1
小林政次郎 編 鈴木双鶴堂等 1888

そして他にこういう本もあった。学習参考書をもっぱらにしていたようだ。

森琴石編「小学生徒必携日本地誌略附図」
森琴石編輯・左海書肆・双鶴堂鈴木久三郎出版・明治十年第一月・大阪響泉堂銅鐫

この書によれば鈴木久三郎の住所は和泉区第一大区一小区大島郡堺神明町四十六番地である。


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by sumus2013 | 2015-05-01 11:03 | 古書日録 | Comments(0)
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