林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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植草甚一翻訳コレクション

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『BOOKMAN』二号(イデア出版局、一九八二年一二月一日)に「見えない図書館 恐怖のブックハンター列伝!!」という特集が組まれており、山下武、長谷川卓也、七木田麻蓑臣、中村雄昂、今朝丸真一、野口文雄、早川清美、本野虫太郎(荒俣宏?)らの蒐書ぶりが紹介された後、瀬戸俊一が植草甚一の蔵書について論じているなかにつぎのような言及があって、ほほうと思った。

《そんな植草氏の唯一の整理法は、紐でくくることであった。著者別に、あるいはテーマ別に十数冊の本を一括して、十文字に紐をかけ、くくるわけである。そして、ペーパーバックスなどのひとくくりには、名前を書いた荷札がつけられている。》

そうだったっけ? 手近の『植草甚一マイ・フェヴァリット・シングス』(世田谷文学館、二〇〇七年)を取り出して見た。なるほど! 植草の書斎には紐でくくられた本の束があちこちに積み上げられている。紐でくくるというのは古本屋の得意技だ。たしかにそういう方法もいいかもしれないが、実際問題として参照するときに紐をほどいたり、また括り直したりするのが面倒のような気もする。おそらくは植草流の思考ユニットを作るための作法なのだろう。

……と昨日考えていたら、本日、盛林堂さんから『真冬の殺人事件』(盛林堂ミステリアス文庫、二〇一五年四月二七日、四百部)が届いた。S.S.ヴァン・ダイン/ジェラルド・カーシュ作品を植草甚一が翻訳したコレクションである!

《本書は、いつも盛林堂ミステリアス文庫を手伝って頂いている善渡爾宗衛氏が、植草甚一の翻訳作品が掲載されている「スタア」を持ち込んだことから始まった。海外ミステリが好きな私としては、あの「植草甚一」の翻訳と聞いて、心躍ったことは言うまでもなかった。雑誌の刊行年から考えると、植草が戦前、東宝に勤めている際になされた仕事と思われる。》

善渡爾氏が植草による翻訳が掲載されている雑誌「スタア」を全て見つけ出すという奇蹟によって本書は成立したそうだ。いや、凄いです。

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真冬の殺人事件 ―植草甚一翻訳コレクション―

開館20周年記念 植草甚一スクラップ・ブック

《2007年に当館で「植草甚一 マイ・フェイヴァリット・シングス」展を開催したことを一つの契機として、ご遺族や関係者から関連する品々をご寄贈いただき、さらに2013年には、かつて出版社の倉庫に保管されていた大量の品を、ご遺族よりご寄贈いただきました。スクラップ・ブックやノート約240点、草稿や原稿約50点、日記約30点を含む当館の植草甚一関連コレクションは、図書・雑誌、写真類も加えると、総数1,200点以上になります。》

植草スクラップ・ブック見てみたいなあ……



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by sumus2013 | 2015-04-23 21:09 | おすすめ本棚 | Comments(2)
Commented by Tetu Makino at 2015-04-24 00:14 x
世田谷文学館の企画展はいいことを紹介していただきました。ありがとうございます。ちょうど5月1日にみやこめっせを冷やかした後、翌日上京する予定ですので、ぜひ観に行くつもりです。植草甚一はひとつの理想的老人のタイプを提供しましたよね。
Commented by sumus2013 at 2015-04-24 19:44
うらやましい限りです。1日は小生も出かける予定ですので、お目にかかれるかと。
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