林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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向日庵消息

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『向日庵消息』の複写を牛津先生が送ってくださった。《寿岳先生の私家版に関する珍しい小冊子を見つけましたのでコピーを同封します。むろん現物は和紙に印刷されています》とのこと。深謝です。上は第二信で、《昭和八年八月二十七日、文章》《八月二十六日、しづ》と書かれている。コピーで判断する限り一枚刷りの表裏に印刷して二つ折り。四頁。内容は近況と「ブレイク稿本詩抄」。そして「私版だより」、ここでは『セルの書』の複製が完成した報告。印刷以外の彩色、綴じ、木版押しも夫婦で行った、表紙には苦心した、《題字に用いた書体は、私の尊敬する工芸家エリック・ギルが刻んだ活字にもとづいて私が書いたもの。能ふかぎり無用の粉飾を除き、美をその本源に還さうとするギルの精神は、彼の考案した活字にもよく現はれてゐると存じます。》

『エリック・ギルのタイポグラフィ』
http://sumus.exblog.jp/17694489/


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第四信。昭和九年八月二十五日、九月三日の日付あり。「私版だより」は『テオ・ファン・ホッホの手紙』が八月三十日に発行されたことを伝えている。『別冊太陽 本の美』(平凡社、一九八六年)に載っていたので引用しておくが、これは限定二百部のうち革装本十五部の一冊。それら以外は琉球芭蕉布で装幀されているそうだ。

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第九信。昭和十三年一月十七日付。有栖川宮奨学金を得て手漉紙業の歴史地理的研究にあてること、各地の紙漉場を実地踏査する旅に出ること、そして近刊二種についてとその広告。

先日紹介した『古本河岸から』もそうだったように(印刷や用紙は格段に違うが)本好きの作る紙ものは、いかに自慢げであっても好ましく微笑ましい。


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by sumus2013 | 2015-03-31 21:27 | 古書日録 | Comments(0)
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