林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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号外が

f0307792_20253678.jpg

先日、某書店で均一台を漁ろうとしたら、先客が張り付いており、ちょっと割り込める雰囲気ではなかった。しばらく待てばよかろうと思い直し別の売り台をちょいちょいと覗いていると、扇子ばかりまとめて何十本も放り込んだ段ボール箱があった。ちょうど時間つぶしにいいやと思い、ひとつひとつ開いては扇面の絵を調べたのである。いつもなら面倒なのでそんなことはしない。こういうところに積み上げられている扇子はたいてい印刷か安手の木版画である。肉筆が交じっていても素人の手遊びていど。時間のムダ……ところが余儀なき時間つぶしが役に立つとはこういうことか、そのとき発見したのがこの一本である。

f0307792_20253197.jpg

絵も字も肉筆。しかもかなり流暢な手である。

 号外が
  絵葉書に
    なる
  その
   早さ

f0307792_20253450.jpg

絵も達者ではないか。前書きと落款もある。ただしこれがよく読めない。いつもながらなさけない。

f0307792_20252944.jpg
 宮比連月並
  狂句合巻中抜章
   喜久はたはし免盲評 [印=始]

印は「始」だという御教示をいただいた。たしかに! ということは「はし」と読んでいいようだ。とすると「あ(愛)」かと思ったが、そうではなくて「た(堂)」か? 宮比連についてもほとんど手がかりはないものの、ひとつだけ前田雀郎の事蹟を記したページに《大正三年(一九一四)、十七歳の時、宮比連(狂句)の運座に加わる》とあった。雀郎は阪井久良岐(伎)に師事したので阪井の主宰した連であろうか? また骨の頂と扇面の狂句の頭に「人」とある。後者の「人」は朱印だ。この「人」は評価(天地人の人)ではないかという御教示をいただいた。なるほど、句会などのグループ活動には縁がないので気付かなかったが、それで間違いないだろう。御教示に深謝。

描かれているこの号外配りの出で立ちもすこぶる興味深い。ブルーのストライプの股引と鉢巻。この縞柄が某新聞社のトレードマークでもあったのだろうか。履いているのは地下足袋か。参考までに先日このブログで紹介した新聞配り、その他、画像検索で見つけた新聞売り子の姿をリンクしておく。


『絵画辞典』しんぶんくばり
http://sumus2013.exblog.jp/23561271/

ビゴー作 号外売り
http://roudouundoumeiji.com/rekisi-8.html

『号外売』明治後期
http://www.nikkei.co.jp/events/art/boston_comp_1.html

明治初期の新聞売り
http://homepage1.nifty.com/eagle_dan/photo253.htm





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by sumus2013 | 2015-03-16 21:27 | 雲遅空想美術館 | Comments(4)
Commented at 2015-03-16 22:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumus2013 at 2015-03-17 09:32
御教示に深謝です。
Commented at 2015-03-17 18:58 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumus2013 at 2015-03-17 20:28
たしかに、そうかもしれませんね。
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