林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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一枝春信

f0307792_20180723.jpg

濱田杏堂「一枝春信」を入手した。特に佳作ではないものの、それなりに見所はつくっている。杏堂についてはすでにある程度詳しく紹介しておいたので参照されたし。


f0307792_20180984.jpg
印は「世憲」と「子徴氏」。杏堂は梅を得意としていたようである。

昨今、梅花で連想されるのが広島カープに戻ってきた黒田博樹投手。彼が好きな言葉として披露してヤンキースの選手たちに感銘を与えたと言われるのが「耐雪梅花麗」だ。この句を白抜きに刷ったトレーニングウエアを黒田は着用し、チームメイトにもプレゼントしたという。ちょっと演歌チックなこの句は西郷隆盛の「示外甥政直」と前書きの付いた五言律詩からとられている。この詩は各所で引用されているので全文は示さないが、ここのところは対句になっている。

 耐雪梅花麗
 経霜楓葉丹

雪に耐えた梅の花はうつくしい、霜を経た楓の葉は真赤だ。苦難に耐えて大成しろと甥(妹の三男)市来政直が渡米するに当って贈った詩だそうだ。黒田投手にはピッタリである。

他に西郷の漢詩で有名な句は「感懐」の《不為児孫買美田》だが、小生は「失題」が好きだ。

 雁過南窓晩
 魂銷蟋蟀吟
 在獄知天意
 居官失道心
 秋声隨雨到
 鬢影与霜侵
 独会平生事
 蕭然酒数斟

明治六年、野に下って以降に作られたもの。通奏する無力感がいい。


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by sumus2013 | 2015-02-26 21:04 | 雲遅空想美術館 | Comments(0)
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