林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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男女東京遊学案内

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『最近調査男女東京遊学案内』(修学堂書店、一九一四年七月一五日)。編纂者は川西房治郎、発行者は辻本末吉。文字通り東京の学校案内である。や、これは便利だ。当時も便利だったろうが、今は別の意味でたいへん重宝な学校案内となっている。

男子学校八十八、女子学校三十三。帝国大学から各種学校まで網羅しており、どういうオーダーで配列されているのか、すぐには分りかねるが、とにかく中学校から商業学校、工業学校、実業学校、医科歯科、音楽、外国語、私立大学、簿記学校、予備校などと続いて東京帝国大学、美術学校などが登場、商船学校で男子の部終り。女子は日本女子大から高等女学校、高等師範、女子美術学校、商業女学校、実業女学校、女子医専、産婆学校、裁縫学校などときて聖心女学院まで。

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内容は…、まあ、学校案内だから、こんなものだろう。東京帝大のページを参考までに。

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川西房治郎はこの年に同じ修学堂書店の『改正日本六法全書』と『改正府県制郡制』の編纂も手がけている。社主の辻本末吉は大倉書店で修業したようで、修学堂から大正七年に独立した鈴木一平が興したのが現在の大修館書店である。大修館の修は修学堂の修をもらったという。修学堂は学習参考書、辞書、実用書など堅い出版物が中心だ。本書の広告ページもそういったタイトルで占められている。店主のマニフェスト。

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「東京遊学案内」なる書物は明治中期から毎年のように雑誌『少年園』(一八八八〜九五)が発行していたようだが、追々各社が追随してにぎやかになって行った。国会で調べて見たらかなり所蔵されている。下記はその一部(デジタル化されているものも少なくない)。ただし古本としては珍しいようだ。

東京遊學案内 黒川文淵/編述 少年園/編輯 山縣順 1890
東京遊学案内 改訂増補 中編 大橋又四郎/編 少年園 1890
東京遊学案内 改訂増補 下篇 大橋又四郎/編 少年園 1890
東京遊學案内 黒川隆一 編 少年園 1893
東京遊學案内 黒川俊隆 編輯 少年園 1894
女子東京遊学案内 積文堂 1901
東京遊學案内 少年園 編 内外出版協會 1902
男女東京遊学案内 : 最新試験問題 酒井勉 著 修学堂書店 1903
最近東京遊学案内 山徳丑之輔 編 明進堂 1903
最近東京遊学案内 受験学会/編 東華堂 1905
男女東京遊学案内 原田東風 編 大学館 1905
女子遊学便覧 : 実地精査 中村千代松 (木公) 編 女子文壇社 1906
最近調査男子東京遊学案内 今井翠巌 編 博文館 1909
最新調査男女東京遊学案内 青年教育会 編 博愛館 1910
男女東京遊学案内 明治38-43年 酒井勉 編 修学堂 1910
東京遊学案内 帝国教育会 編 大洋堂書店 1913
最新東京遊学案内 大正3年改正 東華堂編輯部 東華堂 1914
新撰東京遊学案内 集文館 編 集文館 1916
入学選定男女東京遊学案内と学校の評判 太田英隆 著 二松堂書店 1918


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by sumus2013 | 2015-02-09 20:21 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by kaguragawa at 2015-02-10 23:00 x
あっ、これなかなかよさそうですね。各学校の入学卒業の時期の変遷も追えそうですね。今まであらためて確認したことがなかったのですが、[山縣順]というのは、悌三郎・五十雄の親爺さんなのですね。ところで、一号店の「中澤偉吉」の項に、落書きしました。そこには書きませんでしたが、恩地孝四郎夫人も女子美でしたね。
Commented by sumus2013 at 2015-02-11 08:56
驚きました! ちょうど書棚の整理をしていて、まさに中澤偉吉の口絵のある雑誌を手に取ったところにコメントいただいたからです。夢二の仲間のなかでも大切な人物の一人ようですね。京都高等工芸出でしたか。

学校案内は役立ちそうです。主要なものは近代デジタルライブラリーで通覧することができるのが有り難いです。

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