林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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鳩亭雑話四

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『鳩亭雜話』第四号(鳩書房、一九八五年一〇月二五日)。先日、第一号から第三号までを紹介した。

鳩亭雜話
http://sumus2013.exblog.jp/23491028/

残念ながら第四号は見当たらなかったと書いたところ、本冊を某氏が恵投下さった。深謝です。関川左木夫「かりそめの黄眠詩塾小史4」は日夏耿之介の側近で黄眠会の実務を引き受けていた太田博について。

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太田が『仲間』という同人雑誌に執筆した日夏の最晩年の様子を関川が引用している。さもありなんと思ったので孫引きしておく。

《入口の格子戸を開けて、路地を歩んで玄関へゆく、敷石を踏む足が重い。部屋に通されたが、先生は、床に伏せられていた。その周囲は、和漢洋の書籍の山であり、床の間に、日光仏とある大きな文字の、拓本がかかってあり、経机の上には紫色の和書、孔雀の羽根、鈴鐸、硯、翡翠の硯屏、長押には、鎗、鉄斎の書、中世風の銅版画、その中に交って、黄金色に輝く、聖母マリアの、イコンが、かかってあったりして、全く雑然としていて、それでいて、ある種の調和ある雰囲気をかもし出していたから、不思議であった。》

他に大貫三郎と結城信一について紙幅を割いているが、略す。関川文以外に佐々木靖章「有島武郎と山田わか訳『女』」と志村有弘「関川左木夫と竹久夢二」が掲載されている。後者に関川の略歴が見えるので少し引用しておく。

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関川左木夫(本名、左経)は、明治四十一年三月十三日、北海道の中央部に位置する江部乙(現在、滝川市に併合)に生まれた。北辰尋常小学校を卒業し、大正十三年に上京するまで、この地にいた。

《昭和元年、大成中学校四年に編入し(四、五年生として在学)ついで、同三年、早稲田高等学院に入学する。同六年、高等学院を卒業すると、早稲田大学英文科に入った(卒業、昭和九年)。早稲田に入ると日夏耿之介に師事した。》

こに続いて関川の著作が紹介されているが、略す。タイトルの竹久夢二は、関川が夢二の書簡を整理して『夢二の手紙』(講談社、一九八五年)を刊行していることなどによる。なお本冊には巻頭口絵として大野隆司作の手摺木版画が貼付されている。




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by sumus2013 | 2015-01-26 21:01 | 古書日録 | Comments(0)
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