林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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富士さんについて、いま思うこと


富士正晴記念館
http://www.city.ibaraki.osaka.jp/kurashi/bunka/gejutsu/shisetsu/fujimasaharu/1319775386732.html


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茨木市立中央図書館で開催された山田稔さんの講演会に参加した。定員80名ということだったが、100名ほど入ったそうだ。これまでの講演会の内で一番の入場者数だったとか。山田ファンの層の厚さを実感した。

講演は嫌いなのでほとんど引き受けないとおっしゃる山田さん、中央図書館ではまだ富士正晴記念館が出来る前、一九八八年に『富士正晴作品集』刊行記念として富士正晴について喋って以来二十六年ぶりとのこと。

富士正晴の生い立ちから竹内勝太郎との出会いについてまず述べられて、とくに竹内勝太郎の生き方、中央の文壇や詩壇に与しないその態度が、富士正晴に大きな影響力をもったことを説かれた。

その竹内勝太郎をはじめとして埋もれた死者を詳しく調べて書き残すことにも富士は情熱を燃やした。(これは今の山田さんと同じであろう)

魯迅のステッキの音、久坂葉子のビンタ、中国旅行の拒否……「川は流れるが杭は残る」(要するに多数の言動に流されない)の「杭」こそが富士正晴の本質である。

ざっとではあるが、以上のような内容だった。質疑応答がなかなか面白かった。富士は死を恐れていなかったのか? 「分らない。次はそのことについて話してみたい」(次もぜひ期待しよう)。『贋・久坂葉子伝』は事実なのか? 「富士さんは事実に基づいて書いている」など。

昨年に引続いて懇親会にも参加した。東京から見えていたSさん(久しぶりにお会いした元記者の方)と帰ると言っていた真治彩さんを誘って昨年と同じ阪急茨木駅ビルのミュンヘンへ。こちらも三十名近い参加。山田さんは熟女軍団に囲まれておられた。改めてその人気ぶりを実感する。ほぼずっとSさん真治さんと三人で話し込んでいたが、山田さんもテーブルを回って来てくださって富士や前田純敬のことを話して下さった。

編集工房ノアの涸沢さんとも少し話す。久しぶり。杉山平一さんが、小生が桑島玄二について書いたものを読んで、褒めてくださったということを教えてくれる。これは嬉しかった。中尾務さんとは松本八郎さんのことなどあれこれ。うらたじゅんさんとも少しだけ。

七時半頃に解散。山田さんと二人で(今回、阪急で京都方面は二人だけでした)桂まで同道。土曜日ということで電車は満員だったが、ちょうどうまいぐあいに一席空いていたので山田さんに座ってもらうことができてホッとする。お疲れ様でした。





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by sumus2013 | 2014-11-01 22:09 | もよおしいろいろ | Comments(4)
Commented by こがね丸 at 2014-11-02 05:17 x
仕事がなければ是非行きたかった講演会でした。盛況の様子がうかがえ感謝です。山田さんのご本を通じてチェーホフ、天野忠さん、富士正晴さん、ノアのたくさんの本へと導かれました。一番好きなのは『北園町九十三番地』です。ときどきそのかいわいを自転車で走っています。次回は是非と思っています。
Commented by sumus2013 at 2014-11-02 08:38
こがね丸さま いい雰囲気でした。中尾さん(立っている方)はぜひもう一度お願いしたいとおっしゃってました。そうなるといいですね。
Commented by yf at 2014-11-02 10:42 x
久しぶりに、林さんとバスがご一緒できて嬉しかったです。おかげで「ぼやき」発散できました。
話題の「死ぬのは怖かったか」おそらく富士さんはおそらく「無明」の境地だったのではないでしょうか。中国各地で多くの『死』を見られました。
Commented by sumus2013 at 2014-11-02 19:49
yfさま 無明でこそ富士正晴らしいとも思えますね。悟ってしまった状態をこそ嫌ったのかもしれません。
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