林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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ユニテ6日目

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個展六日目、本日はさすがに連休中の人出はなかったものの、その分、来場された方々と濃い内容の歓談ができた。善行堂も来てくれた。引っ越しの理由は聞けなかったけれども、とりあえず、離婚したとか、そういうことではないそうだ。

時間のあるときに古本マルシェ用として持参していた『アンリ・ミショー ひとのかたち』(平凡社、二〇〇七年七月二日)を何気なく眺めていた。これはなかなか洒落た造本で、作品図版も少しばかり小さめに配置されており、上品な雰囲気。

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作品図版のとなりの頁にミショーの詩(の短い一部分)が配置されている。それが対訳になっているのも仏語生かじり人種としては「いいね」と言いたい。せっかくだから和文と仏文を読み比べたりしていた。和訳はミショー全集の小海永二によるもののはずだから定本と言っていいだろう。しかし、おや、これは? と思うところがあった。 

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和訳文の下から二行目

《わたしがそうしたのは特におそく、あまりにもおそすぎた。

となっているところ、原文テクストはこうである。

Je le fit particulièrement tôt, trop tôt.

tôt」を「おそい」として訳してあるのはどういう理由だろう? 「早い」ではないか。全体の意味からしても早すぎたと解釈した方がぴったりくるようにも感じられる。全集はむろん架蔵していないので、そちらがどうなっているかは分らないのだが…。小生の勘違いならたわごととお許し願いたい。



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by sumus2013 | 2014-09-16 20:56 | 画家=林哲夫 | Comments(0)
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