林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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ユニテ5日目

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個展五日目、三連休最後の日ということでユニテさん来客多し。ギャラリーはやや静かだった。それでもたるやさんがうれしいものを持参してくださったのでしばし歓談。

なんとローラン・トポールに会いに行かれたそうで、それはちょうどモリニエが死んでトポールらが遺品整理をするときだったため、そのお手伝いをされたとうかがって仰天する。またトポールは日本語版が出版されているのを知らなかったという『マゾヒストたち』にサインをもらい、それを澁澤龍彦のところへ持参して訳者のサインを入れてもらい、二人の署名が並んだ二部のうち一部を澁澤に残し、もう一部をトポールに贈ったという話も。たるやさん、凄い人だったんですね。

たるやさんに頂戴したのは『「日本文化研究会」会報』五号。以前下記の記事で四号まで発行されたと書いたのだが、五号まで出ていたのである。

祝祭、あるいは文学 3
http://sumus.exblog.jp/20387298/


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『「日本文化研究会」会報 生田かをるさん追悼/生田かをる放言録/退屈ってこわい』五号(日本文化研究会、二〇一〇年八月一五日)。

生田かをるさんの略歴が載っているので引用しておく。

《昭和十七年五月、神戸市の呉服屋に生まれる。神戸女学院中高部卒。
 昭和四十七年より、フランス文学者で、京都大学名誉教授の故生田耕作氏とともに、奢灞都館の出版事業に従事。
 平成六年、生田耕作氏亡き後、江戸漢詩文学を中心にした日本文化研究会の主宰を嗣ぐ。
 平成二十一年八月、東京にて病歿。

若き日画家を志した絵は玄人はだし、三味線は長唄の名取、お酒と和服を愛し、晩年は書に傾倒。》

口絵写真に自筆短冊、生田かをる制作の帙、生田かをる書(柏木如亭、中島棕隠)。そしてインタビュー記事二編の再録。『プレイガイド・ジャーナル』一九八一年二月号掲載の「魔宴の館の装幀師」および『月刊だんろん京都』一九九九年九月号掲載の「聞け 誇り高き少数者の声」。後者から生田女史の発言を引用してみる。

《「売れるものだけを出していたら、出版社はダメになる」というのが、生田の口癖でした。無理してでも、たとえ少部数でも、優れた作品を出していこうと考えています。本の寿命は長いですから、刊行したときには売れない本でも、いい本であればいずれ古書として残ります。そうなれば、一冊の本が人から人へ渡って、いろんな人の目に触れる機会があるのですから、本にしておくことで、素晴らしい作家を、後の世に残すことができるのだと思って。》

ここで言う《素晴らしい作家》とは具体的には生田耕作が発掘した埋もれた作家たち、山崎俊夫、山田一夫、木水彌三郎らになるようだ。

***

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鴨川の夕暮れ




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by sumus2013 | 2014-09-15 21:45 | 画家=林哲夫 | Comments(2)
Commented by 牛津 at 2014-09-16 08:15 x
鴨川の流れは情緒があります。鳥も羽を休めています。そうでしたか、生田かおるさんが逝かれましたか。神保町の古書店で1時間も話してくださいましたのがいい思い出です。追悼写真のようですね。
Commented by sumus2013 at 2014-09-16 08:28
牛津さま 小生は京都で生田氏とご一緒のときに一度か二度お見かけしたくらいです。穏やかないい写真ですね。平成二十年初夏だそうです。
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