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観楓紀行では、小生の収穫とはいかなるものか。こんなものです。残念ながら上の写真に見るように改装されておりオリジナルな表紙は失われている。別の和本の表紙を切り取って代用したようだ。本文も普通の和綴じ(四つ目綴じなど)ではなく二箇所を糸綴じしているだけである(最初の写真の黒い糸は小生が補強した。糸綴じは本文だけで表紙は糊付け)。 タイトルは『観楓紀行』、著者は奥付では《編輯者 中桐絢海》、本文では《黄葉白雲居主人星岳》。明治三十年四月出版、中桐絢海の住所は香川県小豆郡艸壁村大字上村百一番戸。発行兼印刷者は上野松龍舎、大阪市東区谷町二丁目百十番邸(上野松龍舎による出版物は国会にも大阪府立図書館にもCiNiiにも見当たらない)。 他に事蹟としては明治三十八年(歿年になるが)、高松の陶工久保祖舜を招いて寒霞渓の山麓に神懸焼の窯場を開いたと言われ、また藤沢南岳に委嘱して「寒霞渓」の名称を得たのも絢海であった。 「寒霞溪説」藤澤南岳 『神懸山志』第三章 本文の内容については順次紹介して行く。
by sumus2013
| 2014-09-10 21:10
| うどん県あれこれ
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Comments(2)
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