林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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優曇華物語

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山東京伝の読本『優曇華物語』(仙鶴堂、文化元[1804]年序)の第一巻。あまりにボロボロなのでいくら安くても買っていいものかどうか迷った。結局は挿絵の魅力に抗しきれず購入。絵師は可菴武清(喜多武清 1776-1857)。全五巻七冊が完本のようだ。

優曇華物語. 巻之1-4 (早稲田大学図書館)
http://www.wul.waseda.ac.jp/kotenseki/html/he13/he13_00189/index.html

その玉は『優曇華物語』(うどんげものがたり)
http://blogs.yahoo.co.jp/nagumosyoten/2372293.html

優曇華は「きわめてまれ」の意味だそうだ。粗筋を調べようと思っても見当たらなかった。この第一巻の挿絵だけ眺めていてもかなり面白い作品ではないかという想像はできるのに残念(むろん活字本出ております)。

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第一段「鍛冶橘内鷲に児を捉るゝ事」の挿絵部分。ギリシャ神話ガニュメーデースの誘拐を連想させる図柄である。

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第二段「石の卒塔婆に血のつくる事」より大水のシーン。肥後国、球磨川という設定。ここに善人の百姓があって行脚の僧を厚くもてなしたところ僧が洪水を予知してその家だけ助かる。下は激流の場面だが、これは迫力満点に描けていると思う。蛇がリアル。

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絵師の武清は京伝と親しかったそうだが、京伝はこの作品の挿絵が一般読者にあまり評判がよくなかったため担当絵師を歌川豊国に替えた、という話が内田魯庵「八犬伝談余」に出ているそうだ。とびきり上手な絵というわけではないにしても、なかなか力作ではないかと思うのだが、作者と挿絵画家との関係はけっこうややこしい場合もある。








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by sumus2013 | 2014-08-04 20:28 | 古書日録 | Comments(0)
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