林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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滞欧作品展

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バルテュス展の前に神宮道にある星野画廊を訪ねた。これまでも何度か紹介しているが、いつもユニークな展覧会をやっておられる。今回は日本人洋画家の滞欧作品ばかりを集めた内容で、前期(明治〜大正)・後期(大正〜昭和)に分けての開催。前期はパリ滞在中だったため拝見できず少々残念。

有名な画家も幾人か選ばれてはいるものの、その多くはあまりよく知られていない画家たちの絵である。画廊の壁面いっぱいに所狭しと並んでいた。これまでいろいろな展覧会を見て来たにもかかわらず、そんな晴れ舞台にはほとんど登場することのない無名画家たちの情熱というのか、こういう埋もれたマイナーポエットたちが無数に活動していたのだということが痛いほど分って興味は尽きなかった。矢崎千代二や船川未乾の絵を見られたのも収穫だった。

園頼三[詩]+船川未乾[画]『自己陶酔』
http://sumus.exblog.jp/13673714/

竹内勝太郎『西欧芸術風物詩』
http://sumus.exblog.jp/10488289/

図録がたいへん良い資料となっている。澤部清五郎旧蔵資料として大正時代にパリで撮影された日本人画家たちの記念写真が五点掲載されているのも貴重。安井曾太郎や梅原龍三郎、小杉未醒らの顔も見える。その中の一枚。

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大正二年紀元節の日(二月十一日)にフォンテーヌ・ド・ロプセルヴァトワール(Fontaine de l'Observatoire)で在仏日本人美術家たちが集まって記念撮影した写真。解説によれば安井曾太郎は体調が悪く不参加だったそうだ。後ろの彫刻はカルポーの作。

ポール・ロワイヤルの近くで、モンパルナスの外れといったところ。後年この後ろに見えている並木を佐伯祐三が描く(「リュクサンブール公園」1927)。先日紹介したザッキン美術館も徒歩三分くらい(むろんこの時代には住んでいなかったが)。マン・レイも近所に住んでいたことがある。また、写真で画家たちが向いている方向右手直ぐにヘミングウェイが愛したカフェ「クロズリー・デ・リラ」が見えているはず。

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この建物一階部分がクロズリー・デ・リラ。この右手奥に噴水がある。

小生、今回の滞在ではここから歩いて数分のところに宿をとっていたので毎日のように噴水を眺めてバス停まで歩いていた。

亀の噴水
http://sumus.exblog.jp/20638715/



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by sumus2013 | 2014-07-06 21:10 | 雲遅空想美術館 | Comments(2)
Commented by arz2bee at 2014-07-07 15:58 x
この南仏風景は春陽会の飯田衛に少しタッチが似ている感じがします。他人の空似でしょうが。色調はこれほどは明るくないかも知れませんが、何となくこんな感じなのかなと、想像しました。
Commented by sumus2013 at 2014-07-07 20:55
立体派を甘く解釈したような画風ですね。たしかに飯田衛の色付き絵葉書か図版(あるいは実物)見てみたいものです。
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