林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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夏・子供・わかれ

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岩橋正子詩集『夏・子供・わかれ』(的場書房、一九五八年八月二日、カバー装幀=服部宏)を頂戴した。

《同封の一冊は荻窪ささま書店店頭105円(4月以降も)棚で入手したものです。作者もカバー装丁者もほとんど誰なのかわかりませんが、的場書房の本ですし、なかなか奇抜な? デザインなので、お送りいたします。》

いや、たしかに奇抜。気に入った。ジャクソン・ポロックのモノクロームの作品でこういうのがあったような気もするし、ピカソあるいはキュビストにもありそうだ。「日本の古本屋」に何冊か出ているが、さすがにちゃんとした値段が付いている。また岩橋正子は串田孫一が編輯していた雑誌『アルビレオ』(十字屋書店、1951~65)にも執筆していたことが分る。一般的な検索をかけると服部公一の合唱曲に歌詞を提供したり、外国の歌曲に詩をつけていることも判明した。詩集としてはもう一冊『ブルースをあなたに』(詩苑社、一九六三年)があるようだ

的場書房の本として見ると、鶴岡善久『薔薇祭』は奥付方式だったが、この『夏・子供・わかれ』は前付け、扉の裏面にコロフォンが挿入されているのが特徴的。フランスの詩集などの模倣かもしれない。目次は巻末にある。また、ジャケットとともに印象的なのは口絵として挿入されている写真作品。前付けの直ぐ後に一枚、また裏見返しの手前に一枚。巻頭と巻尾に配置されサンドイッチのようになっている。非具象の雰囲気がなかなかいい。作者は今井寿恵。この人にはウィキがある。それによれば一九三一年東京生まれ、父は銀座松屋デパートの写真室を経営していた。五二年、文化学院美術科卒業。平松太郎に勧められカメラマンの道に進む。五六年第一回個展。その後交通事故で視力が低下する。友人だった寺山修司が競馬場へ連れて行ったのがきっかけで馬に魅せられ競走馬や騎手の写真を中心に活動するようになった。二〇〇九年歿。寺山修司と友達だったのなら的場書房とつながっていても不思議ではない。


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著者の住所は東京都杉並区阿佐ヶ谷一ノ七四四と記載されている。現在は阿佐谷北と阿佐谷南に分れているためどの辺りかはっきりしないが、JR阿佐ヶ谷駅周辺にはちがいないようだ。

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by sumus2013 | 2014-05-21 20:58 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by 某氏です。 at 2014-05-23 08:44 x
阿佐ヶ谷1ー744は
現在の阿佐谷南3丁目25番付近ということのようです。
Commented by sumus2013 at 2014-05-23 15:40
有り難うございます。阿佐ヶ谷に住んでいたのですが、この辺りはあまりよく知りません。もっと高円寺寄りでした。
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