林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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李花集

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この梅は先週撮ったものなので今はもう咲き誇っているかもしれない。古本者としては梅もやはり古本で鑑賞しなければいけないでしょう。ということで『李花集』(岩波文庫、松田武夫校訂、一九四一年六月一〇日)を開いて見る。

宗良親王の歌集である。後醍醐天皇の皇子、十六で坊主になり二十歳で天台座主、北條氏討滅謀議に加わったかどで讃岐に流され(!)、建武中興によって再び座主に。足利尊氏と比叡山で戦い、還俗して宗良と名乗る。軍兵を糾合し各地を転戦。吉野朝のために奮戦した。

李花集の李は宗良親王が式部卿にあったことからその職の唐名を李部というところから名付けられたものと推測されているそうだ。


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経歴だけみるとかなり激しい生き方をした人物とも思えるが、母が二条家の出ということもあり、歌は型通りながらも才気を感じさせる秀作が揃っているように思う。本人も自覚していたようすだが、勅撰集に入られることはなく自撰で『新葉和歌集』を編んだ(長慶天皇が勅撰集に准じるように命じたと)。

岩波文庫とあなどることなかれ。この『李花集』は案外珍しいですぞ。


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by sumus2013 | 2014-03-01 21:32 | 古書日録 | Comments(4)
Commented at 2014-03-01 23:03 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sumus2013 at 2014-03-02 13:57
そうなんですか! メール送りましたが、念のためこちらのメアドは
sumus_coアットマークyahoo.co.jp
です。
Commented by kaguragawa at 2014-03-03 20:31
自分のメモのため要領の得ないブログ記事をtrさせていただきました。
「李花集」中の“いまはまた訪ひくる人も奈呉の浦にしほたれて住む漁人と知らなむ”
は、越中での歌といわれています。富山県西部には宗良親王伝説が数多く残っています。また、親王に付き従ってきた家来たちの末裔伝承をもつ家もたくさんあって作家堀田善衛の生家である廻船問屋堀田家もその一つです。
Commented by sumus2013 at 2014-03-03 21:04
文庫解説とウィキで簡単な伝記を読んだだけですが、かなりの人物とみました。さらなる宗良親王の記事を楽しみしておりますので、よろしくお願いいたします。
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