林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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新国誠一ノート

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金澤一志『新国誠一ノート seiichi niikuni memoranda』(JARGON BOOKS、二〇一三年一二月)を頂戴した。二〇〇八年に国立国際美術館で開催された「新国誠一《具体詩》詩と美術のあいだ」展に関連して行われた講演のためのノートをまとめたものだそうだ。この展覧会にはまったく記憶がないが(どうやらパリに出かけていたようだ)、見ておきたかった。

新国誠一の《具体詩》 詩と美術のあいだに
http://www.nmao.go.jp/exhibition/2008/id_1206161940.html

新国誠一について語るということはコンクリート・ポエトリーの歴史にも触れなければならず、かなり欲張った内容。しかし何とかまとめあげているのはさすがだ。

《漢字、かな、カナ、三種混合で、おなじことばでも場合によって漢字、違うときにはかなで書かれ、それでも大きな支障がない。日本語のあいまいな部分というのは、そもそも開始のところからコンクリートにかぎらず他者との融合がむずかしいものです。あるいはコンクリート・ポエトリーというのは、現行の日本語的状況を目指したようなものだったのではないかとも思えて、そのために新国誠一はあえて漢字の表意性をかさねていくような方法に固執しつづけたのかもしれないのですが、実は日本語はすでにコンクリートの先をいってしまったのかもしれない。厳密に仕上げたのではなくて、人間に合わせるように非整合性を残して完成しているようなところがあります。もし日本語がすでにコンクリート的な操作の多くを達成してしまっているとしたら、それは書記のシステムではなく読解のシステムの円熟に多くを負っているためではないでしょうか。詩人ではなく読者の目がすでにコンクリート的なものに適応している。》

スマホ、ケータイ時代はまさにこの指摘がはっきり目に見える形で現れているような気がする。



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『matatabido 10』(股旅堂、二〇一三年一二月)。巻頭特集が「旅」について。エログロな旅が満喫できる。巴里本が充実していた。ひと財産ほしい。表紙がスタイリッシュで気に入った。



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『アピエ』vol.22(アピエ社、二〇一三年一二月五日、表紙装画=山下陽子)はジュネ&コクトー特集。あえて二人一緒にしたところがアピエならではの贅沢さ。善行堂通信はもう5なのだ。



『福島自由人』28号(北斗の会、二〇一三年一〇月二五日)、菅野俊之さんよりいただく。菅野さんは「つぶての如薮に入りたる小鳥あり 歌人天野多津雄探照」を寄稿しておられる。明治三十年相馬に生まれた歌人。昭和四十二年歿。

 朝飯の櫃を提げ行く少女あり歩調に合せ口笛を吹く



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by sumus2013 | 2013-12-09 20:48 | おすすめ本棚 | Comments(0)
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