林哲夫の文画な日々2
by sumus2013
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『クリップ』(杜陵高速印刷株式会社出版部)の創刊号(一九八一年八月一日)および2号(一九八一年一〇月一日)を某氏より頂戴した。杜陵高速印刷株式会社出版部が刊行していた文芸誌(と呼んでいいだろう、この二冊に限ってはPR的な記事は見られない。強いて言えばカラー口絵や本文の印刷が見本代わりになるのかも知れない)。発行人の西野利夫は二〇一〇年の時点で同社の会長である。岩手県立図書館は十七号(一九八六年一一月)まで所蔵している。

創刊号の表紙は松本竣介のデッサンで、巻中にも竣介のデッサンが特集されている。カラー口絵「少女」も竣介の作品(とされているが、竣介らしくない筆致のようにも思える)。二号は表紙・口絵ともに原精一である。どちらも岩手県にゆかりの画家である。執筆者もおおむね岩手県の出身者か関係のあった人達だ。深澤紅子、高橋中彌、太田俊穂、石上玄一郎、佐伯郁郎、三好京三、柏葉幸子。長岡輝子、儀府成一、岩垂弘、須知徳平、儀村方夫、森三紗、原精一、森口多里。

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森荘已池(もりそういち)宛の宮澤賢治の手紙も掲載。森の解説がなかなか楽しいもの。
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HPによると杜陵高速印刷は昭和三十四年創業だから、宮澤賢治の『注文の多い料理店』を出版した「杜陵出版部・東京光原社」との関係はないだろう。賢治が親友と設立した杜陵出版部(光原社)は民芸品店・光原社として現在も営業している。

また盛岡には杜陵印刷という会社もあり、そちらは大正十一年創業で、少々ややこしい。要するに「杜陵(とりょう)」は盛岡の書き換え(森=杜、岡=陵)だから、盛岡印刷と盛岡高速印刷と盛岡出版部が互いにまったく無関係であっても不思議はないようだ。
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by sumus2013 | 2013-11-03 21:37 | 古書日録 | Comments(2)
Commented by 根保孝栄・石塚邦男 at 2015-02-20 07:18 x
宮沢賢治の字体、面白いですね。
彼は、啄木に心酔していちので、啄木が十六歳から亡くなる26歳まで短歌を書いたことに習い、中学3年のときから、短歌を書き始め、啄木にならって26歳まで短歌を書くということをした。
Commented by sumus2013 at 2015-02-20 20:11
さすらひの楽師は町のはづれにてまなこむなしくけしの茎噛む……寺山修司みたいです。
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